こんにちは。
カウンセリングサービス、心理カウンセラーの有村麻希です。


「私って、あまり大切にされていないな」

そんなふうに感じるとき、私たちは本当に相手の気持ちを見ているのでしょうか。

そんな感情の仕組みについて、アメブロに書きました。

よかったら読んでみてくださいね。



 

「私って、あまり大切にされていないな。」

そんなふうに感じて、寂しくなったことはありませんか。

 

LINEの返信が遅かった。

彼が疲れた顔をしていた。

なんとなく会話が少ない。

以前より笑顔が減った気がする。

 

そんな相手の態度を見て、

「私のことが嫌になったのかな。」

「私って、大切にされていないんだ。」

 

そう感じてしまうことがあります。

 

でも、そのとき私たちが見ているのは、本当に「相手の気持ち」なのでしょうか。

もしかしたら、その出来事を通して、自分自身を見ているのかもしれません。

私たちは必ずと言っていいほど、現実を見ているようで、実は自分の心を映し出して世界を見ています。

「私は愛されない。」
「私は価値がない。」
「私は嫌われる人間だ。」

 

そんな思い込みがあると、そのフィルターを通して相手の表情や言葉を受け取ってしまうのです。

 

例えば、私の経験ですが・・・

夫は関西出身で、付き合っていた頃から私の見た目をからかったり、冗談交じりにけなしたりすることがよくありました。

でも当時の私は、ケラケラと笑っていました。

あの頃のわたしは、自立していて仕事もうまくいっていて自信がありました。

だから、彼にけなされても、

 

「なんて変なこと言うんだろう」

「おもしろい」

 

当時のわたしは傷つくどころか、的外れなことを言ってくる彼に笑っていました。

 

後になって夫から、「マキは、何を言っても笑ってくれるところがよかった」と聞いたことがあります。

 

もしあの頃の私が、

「そんなこと言われるなんて、私は愛されていない」

「わたしはダメな人間だ」

 

などと受け取っていたら、夫との関係は違っていたかもしれません。

 

きっと、「傷つけてしまった」と罪悪感を感じて、去っていたように思います。

 

もちろん、相手が傷つけるような言動をしていい、ということではありません。

 

ただ、同じ言葉や同じ態度でも、人によって受け取り方が違うのです。


その違いを生むのは、

 

「自分をどのように思っているか」

 

という、自分自身への見方です。

 

自分の事を「愛される価値のある人」だと思えていると、相手のちょっとした態度に心が揺さぶられにくくなります。

 

LINEの返信が遅くても、「忙しいのかな」と受け取れる。

彼が疲れた顔をしていても、「今日は疲れてるんだな」と思える。

会話が少なくても、「そんな日もあるよね」と、必要以上に自分と結びつけずにすみます。

 

反対に、

「私は愛されない。」
「私は価値がない。」
 

などの思い込みがあると、相手のちょっとした態度さえ、

「やっぱり私はたいせつにされない」という証拠に見えてしまいます。

 

つまり、私たちは相手を見ているようで、自分の心を見ているのかもしれません。

 

だから、もし恋愛や人間関係の中で、

大切にされていないように感じたり、相手の態度が気になって苦しくなったときは、

すぐに相手の気持ちを確かめようとする前に、少しだけ自分の心に問いかけてみてください。

 

「わたしは、自分の事をどんな存在だと思っているんだろう?」と。

 

もしかすると、今見えている「相手の態度」の奥には、ずっと自分自身に向けてきた言葉が隠れているかもしれません。

 

相手にどう思われているかよりも、自分を見る目を少し変えてみる。

すると。相手は何も変わっていないのに、見える世界が変わってくることがあります。

 

だから、誰かにどう見られているかよりも、自分が自分をどう見ているかを、たいせつにしてあげたいと思います。

 



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