恋愛で「依存」してしまうのは悪いこと?
「彼がいないと不安」
「LINEの返信が遅いだけで一日が台無し」
「彼の態度次第で自分の価値が変わってしまう」
恋愛でこんな風に“彼がすべて”になってしまうこと、ありませんか。
これは典型的な「依存の恋愛」の状態です。
わたし自身も、今思えば「彼が人生のすべて」になっていた時期がありました。
彼の言葉ひとつ、彼の態度ひとつに敏感で、心が落ち着かない。
常に彼の愛情を確かめていないと安心できない、そんな恋愛を繰り返していました。
でも、依存は決してダメなことではありません。
自分の心が求めていることに気づくためのサインなのです。
依存の恋愛とは
「依存の恋愛」とは、自分の幸、不幸がすべて彼次第になってしまう状態のことです。
・彼の言葉や態度で一喜一憂してしまう
・彼の存在が自分の価値を決めているように感じる
・自分の生活や気持ちが彼中心になってしまう
以前のわたしもまさにそうでした。
でも、今振り返ると、私は「彼を愛していた」のではなく、
「彼に愛されていることで、自分の価値を確認していた」のだと思います。
愛されているかどうかをいつも気にして、彼の顔色をうかがう。
それはまるで「親の愛情をうかがっている子供」のようでした。
なぜ恋愛で依存してしまうのか
恋愛で依存してしまう背景には、いくつかの心理的な理由があります。
幼少期の体験
小さい頃に「十分に愛されている」という実感が得られなかった場合、大人になってから恋人にその欲しかった愛情を求めることがあります。
不安や孤独から逃れたい
彼を理想化し、「彼さえいれば大丈夫」だと思い込むことで、手放せなくなってしまうのです。
自分の価値を自分で感じられない
「私は彼に愛されているから価値がある」と思うことで、依存がより強くなります。
心理学から見る「依存の恋愛」
心理学では、大人になって感じている感情は、実は“今”のものではなく、過去に感じた感情を「感じ直している」と言われます。
幼少期、私たちにとって親はまさに生命線でした。
ごはんも、おむつも、何もかも親にしてもらう存在。
だからこそ、「親に愛されているかどうか」は子供にとって最大の関心事だったのです。
恋愛で「彼に愛されているか」を過剰に気にしてしまうのは、
幼い頃に感じた「愛されないかもしれない」という怖れに近い不安を、もう一度感じ直しているからかもしれません。
幼少期に抱えた小さな痛みが、恋愛の中で再び顔を出しているなんてことが非常に多く起こるのです。
依存の恋愛が教えてくれること
依存は苦しいですが、その苦しさの中に大切な学びがあります。
• 「私はもっと愛されたい」と気づける
• 自分の不安や寂しさに向き合うきっかけになる
• 自分の軸を持つことの大切さを実感できる
私も、依存の恋愛を通して、「私は愛されたい」「大切にされたい」という痛みがあるのだと気づきました。
依存を手放すために
依存を手放すためには、まずは、満足に「依存」出来なかった過去の自分の気持ちに寄り添ってあげることから始めましょう。
どこかの時点で、
「自分は愛されない」「自分は価値がない」そう思ってしまった瞬間があったのかもしれません。
その時の自分に、
「傷ついたよね」「寂しかったね」と、優しく声をかけてあげてください。
気が済むまで、何度でも。
そうしていくうちに、その傷ついた感情が少しづつ癒されてきます。
ネガティブな感情が癒されてくると、もう、彼に愛されているかどうかで自分を測らなくても、自分自身を肯定できるようになっていきます。
自分の辛かった感情を十分に受け止めたら、今度は自分の良いところを言葉にしてみてください。
「私、よくがんばってきたな」
「人をこんなに愛せる自分って、すごいな」
そうやって、自分に認められることが、一番のこころの癒しとなるでしょう。
依存自体は、悪いことではありません。
それだけ、あなたの中に“愛する力”があるということ。
もっと愛されたいと願ったあなたは、きっと、
愛することも上手な人のはずです。
彼をたいせつに思うその心で、今度は自分自身にも同じように、優しくしてあげてくださいね。
あなたが「彼がすべて」だった恋愛を卒業して、
「彼と一緒に幸せをつくる」愛へ進めますように。
◆電話・面談カウンセリングのご予約受付中
初回の電話カウンセリング(45分)は無料でご利用いただけます。
▶︎カウンセリングメニュー・料金・ご予約方法
▶︎スケジュール
ご予約はカウンセリング予約センターまでお電話ください。
その際、受付スタッフに「有村麻希のカウンセリングを予約したい」とお伝えいただきましたら、ご希望の時間帯に合わせてご案内させていただきます。
<カウンセリング予約センター>
06-6190-5131
営業時間:12:00~20:30
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日)
