人は愛したい生きものと言います。
人は何かを愛しているときがいちばん、気分がいいのです。
家族やパートナー、ペット、恋人や仕事や趣味など、愛するものを失くすという喪失体験をすると、心にぽっかりと穴が開いたようで、何もする気力が起きなくなったり、これからどうやって生きていったらいいのかわからない。そんな気持ちになったりすることがあります。

半年前、わたしは愛犬を亡くしました。
17歳と5カ月。犬の寿命から考えてもそろそろかなと、頭ではわかっていても、心は受け入れられずいまだに悲しみが癒えません。
亡くなってしばらくは葬儀や百箇日などの法事、部屋ごとに置いていた愛犬のベッドやお散歩用のバギーなどを犬の保護施設に寄付しに行ったりと忙しくしていたのですが、日常に戻ると愛犬がいないと思うたびに涙が出てくるのです。

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わたしを毎日、愛で満たしてくれた子。
見ているだけで、毎日とてもしあわせな気持ちになりました。
あの感情をもう感じられないんだ。そう思うから辛いのです。
この辛い出来事を受け入れなければいけないんだと思うと、人生に憤りを感じます。
でも、もう傷つきたくないからと愛することはやめよう。とは思いません。
心を閉ざせば感情も感じなくなるので、辛い思いをしなくて良くなるかもしれません。
でも、それでは人生がつまらないものになってしまいますよね。
愛するものがあるほど、人生は彩り豊かになるのです。
愛しているときって本当に気分がいいんです。
だいすきな人のことやものや趣味のことを考えている時って、とっても幸せな気分になりますよね。
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悲しみは閉じ込めず感じることで、心の癒しが進むといいます。
だからわたしは時間を作ってはワンワンと泣いています。まるで3歳児のように。
わたしたち現代人ってやらなければいけないことに追われて、感情を置き去りにしてしまいがちではないですか。
きちんと時間を作って感情と向き合う時間を作ることをオススメします。

最後に・・・
心理学では自分が望まない出来事があった時に、「この経験がもし、自分にとっていいことだったとしたら?」という見方をします。

もしも、この経験が自分にとっていいことだったとしたら・・・
大きな愛がわたしの中に育ちました。感謝もたくさん感じています。
この悲しみを乗り越えた先に、いまより強く成熟したわたしがいるんだろうな。そんなことを思いながら今日も喪失を乗り越えています。
辛い感情は一人で溜め込まないで、お話聞かせてくださいね。


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